はじめに
「なんとなく部屋がジメジメする」「窓が結露でびっしょり」「押し入れがカビくさい」──それ、マンション特有の湿気のこもりやすさが原因かもしれません。気密性が高く、風通しに偏りが出やすいマンションでは、ちょっとした生活習慣の違いが湿気やカビに直結します。この記事では、マンション住まいならではの湿気対策ポイントを部屋ごとに整理してご紹介します。
換気、「開ければいい」では不十分です
窓を開けても湿気が取れない…という場合、空気の流れができていない可能性があります。特に玄関側とバルコニー側が直線でつながっていない間取りでは、湿気がたまりがちです。
改善ポイント
- 窓を「2カ所」以上開けて風の通り道を作る
- 換気扇(特に浴室・トイレ)は常時「弱」で回す設定も効果的
- ドアストッパーを活用して空気が巡る構造にする
窓の“結露”、放置しないで
マンションは外気との温度差が大きくなりやすく、冬場は特に窓ガラスに大量の結露が発生します。これを放置すると、サッシやカーテンにカビが発生してしまうことも。
改善ポイント
- 結露吸水テープを窓下に貼っておく
- サッシに溜まった水はこまめに拭き取る
- 窓際に家具をぴったりくっつけすぎない(空気がよどむ)
クローゼット・押し入れの“カビ臭”を防ぐには?
密閉しがちな収納スペースは、**湿気がこもりやすい“隠れた危険地帯”**です。特に梅雨〜夏は要注意。
改善ポイント
- 週1回は扉を開けて風を通す
- すのこを敷いて通気性を確保
- 炭・除湿剤・シリカゲルなどを複数ポイントに配置
浴室の換気は「24時間回しっぱなし」が基本
湿気の発生源の代表が浴室です。特にユニットバスで窓がない場合、湿気が廊下や居室にまで広がることもあります。
改善ポイント
- 浴室乾燥機がない場合でも換気扇は常時ON(「弱」設定でOK)
- ドアを少しだけ開けておくことで、湿気がこもりにくくなる
- 使用後は壁をタオルで軽く拭き取るのも効果的
湿度計を“見える場所”に置く
湿気対策の盲点は、「自分の家の湿度を知らない」こと。肌感覚ではわからないことが多く、見える化することで対策のタイミングが掴みやすくなります。
おすすめの工夫
- デジタル湿度計(温度計付き)をリビング・寝室・脱衣所に設置
- 湿度60%を超えたら除湿器を稼働するなど、基準を決めておく
まとめ
マンションは高気密・低通気という性質から、戸建てよりも湿気がたまりやすい住環境です。しかも、「気づかない場所」でカビが進行していることも。今回紹介した見直しポイントを実践すれば、ジメジメした空気とさようならできるかもしれません。
今のうちに対策して、梅雨や夏の不快な湿気に備えましょう。





