喫煙者がマンションを買うべきではない理由

生活・暮らし
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国内では、1995年以降、喫煙者の割合が減り続けれいるようです。
2019年には、男性27.1%、女性7.6%、男女計16.7%と今やかなり喫煙者は減ってきています。

もし、喫煙者でマンション購入を考えている方がいるのであれば、今すぐタバコをやめることをすすめます。

今回は、喫煙者がマンションを買うべきではない理由をピックアップします。

マンションでは、ベランダでタバコを吸ってはいけない

喫煙者が家の中で自分だけの場合、肩身の狭い思いをしていることでしょう。
外で吸ってきて、なんて言われて、仕方なくベランダに出る人もいるかもしれません。

しかし、近年のほとんどのマンションでは、規約でベランダやバルコニーでの喫煙もNGになっているところが増えています。

実際にトラブルに繋がりかねないケースもあると聞きます。

ベランダでの喫煙は、マンションの規約によって禁止されている場合があります。こういった問題が発生したらまずは管理組合(賃貸物件であれば管理会社)に相談するようにしましょう。

https://www.haseko-sumai.com/kurashi/archive/detail_409.html

法律でも、ベランダやバルコニーについては、室内のような専有部分でなく、共用部分と規定されています。
通常暮らす範囲としては、専用使用権があるため問題はないのですが、避難時の妨げになるようなものを置いてはいけないなど、自分の家ですが、自由にしていい、というわけではないのです。

分譲マンションなどの集合住宅の共用部分(廊下やエントランスなど、マンション住人全体の所有となるエリア)は通常、特定個人が独占的に使用することは認められていません。しかし、例えばバルコニーは共用部分となりますが、バルコニーの仕様上、それに面している部屋の住人が使用することがほとんどです。この例のように、共用部分であっても仕様上特定の人が独占的に使っている場合、その使用の権利を認めたものを専用使用権と呼びます。もちろん、火災などの緊急時において避難の際に住民全体が利用することが大前提となりますので、大型の倉庫などの避難の妨げとなるような設備を設置することはできません。その点においては、やはり最終的には集合住宅の管理下にあるといえるでしょう。

https://www.housecom.jp/words/detail_197/

そのため、自分の家のベランダだから好きにタバコ吸っていいだろ、といった理屈は通るというわけではないのです。

喫煙者の部屋は売却時に値下がりする

トラブル回避のためには、喫煙者は占有部分である室内で吸うことになります。

しかし、室内で吸うことはリセールバリューを考えた際に、大きなマイナスになることでしょう。

タバコの匂いはそう簡単に消えることはないし、壁紙も黄色く変色してしまう。
中古で売りに出すときに、少なくとも嫌煙家は嫌がるし、リフォームするにも余計なコストがかかるかもしれません。

中古車でも、禁煙車の方が高く売れたりすることがあるのと同じですね。
これは、賃貸マンションを出る際に、原状回復を求められるケースでも言えるかもしれません。

つまり、喫煙者が家を買いたいのであれば、リセールバリューを気にしないか、戸建てを買うべき、という結論になてしまうのです。

最低限、空気清浄機だけでも置いて抵抗しましょうか。

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