最近は、ほぼ当たり前のようにリビングに床暖房が搭載されているマンションが増えています。
床暖房って高いんでしょ?というイメージを持たれている方も多いと思いますが、実際のところどうなのでしょうか?
そこで床暖房とエアコンのコストパフォーマンスを比較してみました。
床暖房には電気式と温水式の2種類がある
床暖房には電気ヒーターのように温める電気式と、ガスで温めた温水を用いて温める温水式(ガス式)の2種類があります。
それぞれ、メリット・デメリット、特徴がありますが、コスト面だけを比較すると、
初期費用は電気式の方が安く、
ランニンングコストは温水式の方が安い
と言われています。
おそらく新築マンションのほとんどは温水式のところが多いと思いますが、もしリフォームなどで自分で取り付ける場合は、それぞれのメリット・デメリットを考えて導入した方が良いでしょう。
床暖房とエアコンはどっちがお得か?
エアコンと床暖房の料金を単純に比較した場合、次のようになっております。
初期費用
エアコンの初期費用としては、10〜20万円前後といったところでしょう。
それに対して、床暖房は60万〜80万円ほどかかります。
新築や中古のマンションを購入して、すでに搭載済みの場合は、選択の余地は無いですが、
夏の時期にエアコンの冷房を活用すること考えれば、どちらかを選択するということはまずないでしょう。
ランニングコスト
ランニングコストについては、温水式であってもエアコンの方が安いです。
エアコンの場合は、月5,000円程度
床暖房の場合は、月8,000円 くらいではないかと思います。
耐用年数
長く使うことを考えると、耐用年数を意識することも重要です。
エアコンの場合は、10年前後
床暖房の場合は、30年前後
といったところのようです。
ランニングコストだけ見れば、エアコンの方が安く済みますが、やがて買い換える必要が出てくることを考えると、床暖房の方がお得になります。
なお、エアコンを買うときに耐用年数を気にするのであれば、テープ巻きにせずに配管カバーをすることをオススメします。