引っ越してから後悔しないマンションチェックリスト
新しい生活への期待が高まる引っ越し。
でも、「実際に住んでみたら○○が使いにくい」「あのとき確認しておけば…」という声は意外と多いものです。
図面や内見では見えにくいポイントこそ、入居前にきちんとチェックしておくべき重要事項。
この記事では、「住んでから後悔しがちな点」を中心に、実用的なチェックリストをお届けします。
窓の開き方と通風
意外と見落とされがちなのが、窓の開閉方法と風の通り方です。
- 引き違い窓か、縦すべり出しか、FIXか(開かない窓もある)
- 隣の建物との距離は?風は抜ける?
- 高層階は風が強く、窓を開けにくいことも
→「風が通らない」「換気がしづらい」と気づくのは、住んでからでは遅いかも。
コンセント・スイッチの位置と数
図面に書かれていても、使いやすい位置かどうかは現地でしか判断できません。
- ベッド・テレビ・電子レンジなど、配置予定の家具と合うか?
- スイッチは玄関・ベッド横・廊下などにあるか?
- 延長コードが必要になる可能性は?
→ 実際の“動線”をイメージして確認すると後悔が減ります。
水回りの使い勝手と水圧
キッチンや洗面台、バスルームは特に生活ストレスに直結するポイントです。
- シンクの深さと広さは十分か?
- お湯の出るまでの時間、水圧は問題ないか?
- 洗濯機置き場のサイズ、排水の勾配は?
- お風呂の換気機能や乾燥機能はあるか?
→ 水回りの快適さは、日常の満足度を大きく左右します。
収納スペースの量と配置
「収納が少ない」「入らない」が多くの後悔の声。
サイズ感だけでなく、出し入れのしやすさにも注目を。
- クローゼットの奥行きと高さ
- 押し入れ・物入れの棚の有無と可動性
- キッチン収納の数・深さ・開閉方向
- 玄関や洗面所の収納は十分か?
→ 数字では分からない“実用性”を見ておきましょう。
共用部の状態と雰囲気
専有部がきれいでも、共用部の状態が“住み心地”を左右することも。
- エントランスや廊下の清掃状況
- ゴミ置き場の管理・におい
- 宅配ボックスの設置数や利用ルール
- エレベーターの数と待ち時間
- 駐輪場や駐車場の空き状況・ルール
→ 管理が行き届いているかどうかで、日々の快適度は変わります。