マンションで郵便物の盗難を防ぐ方法。共用ポストのリスクと対策

設備
この記事は約2分で読めます。

はじめに

マンションの共用ポストは便利な反面、第三者の手が届きやすい場所にあるため、郵便物の盗難リスクがあります。

実際、住民の不在時や深夜帯を狙った郵便物の持ち去り被害が報告されることも。

今回は、マンション住まいでできる盗難対策について解説します。

よくある盗難のパターン

ポストの施錠忘れ

ダイヤル式ポストや簡易ロックの場合、しっかり閉まっていなかったことで中身を抜き取られるケースがあります。

フタの隙間からの抜き取り

古いポストでは、投函口から手や器具を差し込んで中身を引き出されることがあります。

誤配や意図的な持ち去り

同じ階や隣接する部屋の住民による誤配回収や、悪意を持った第三者の持ち去りも想定されます。

被害を防ぐための対策

郵便受けは毎日確認する

配達物をため込まないことが最も基本的かつ有効な防犯対策です。長期不在時は家族や知人に回収を依頼するか、郵便局の「一時預かりサービス」を利用しましょう。

防犯性の高いポストへの交換を検討

可能であれば、ダイヤル式から鍵式や電子ロック付きのポストに交換することで安全性が向上します。

投函口に防犯カバーを設置

市販のポスト用防犯カバーを取り付けることで、手や器具を差し込まれにくくなります。

重要な郵便物は追跡付きで受け取る

クレジットカード、キャッシュカード、マイナンバーカードなどの重要物は、追跡サービスや書留を指定することで盗難リスクを減らせます。

管理会社や管理組合に相談すべきケース

  • 複数の住民で郵便物の紛失が発生している
  • 明らかにポストがこじ開けられた形跡がある
  • 防犯カメラの設置を求めたい場合

上記に該当する場合は、個人での対応だけでなく、マンション全体の管理体制の見直しが必要になるかもしれません。

まとめ

マンションでの郵便物盗難は、日々のちょっとした心がけで予防できます。ポストの確認・防犯設備の見直し・住民間の情報共有を通じて、安心できる暮らしを守りましょう。特に、重要書類の受け取りには最大限の注意を払い、必要に応じて管理組合とも連携を取ることが大切です。

タイトルとURLをコピーしました