排水溝から嫌な臭いがすると、生活していてとても不快ですよね。
この記事では、排水溝の臭いの原因と、すぐにできる対策法をわかりやすく解説します。
「なんだか臭うかも…」と思ったら、ぜひ参考にしてみてください。
排水溝が臭う原因とは?
排水溝から臭いが上がってくる主な原因は、次のようなものです。
- 詰まりや汚れ
食べカス、油、髪の毛、石鹸カスなどが溜まっていると、雑菌が繁殖して悪臭の原因になります。 - 排水トラップの乾燥
排水管の中には「トラップ」という水たまりがあり、これが蒸発してしまうと、下水の臭いがそのまま上がってきてしまいます。 - パイプの破損・劣化
古い建物では、配管自体が劣化しているケースも。特に臭いがひどい場合は、配管トラブルの可能性も考えましょう。
まずは、どれに当てはまりそうか、軽くチェックしてみましょう。
【すぐできる!】排水溝の臭い対策
① パイプクリーナーを使う
市販の液体パイプクリーナー(例:パイプユニッシュPROなど)を排水口に流し込み、10〜30分ほど放置した後、たっぷりの水で洗い流します。
強力なタイプを選ぶと、汚れやヌメリを効率的に除去できます。
② お湯を流す
60℃くらいのお湯(熱湯は避けましょう)を排水口にゆっくり流します。
特に油汚れには効果的で、これだけで臭いが改善することもあります。
③ 重曹+クエン酸(または酢)
ナチュラルクリーニング派にはこちらもおすすめ!
- 排水口に「重曹」をたっぷりふりかけます。
- その上から「クエン酸水」(クエン酸を水に溶かしたもの)か「お酢」を注ぎます。
- シュワシュワと発泡したら30分ほど放置し、水で流します。
自然素材で手軽に掃除できるのが嬉しいポイントです。
乾燥が原因かも?と思ったら
排水トラップの水が蒸発してしまっている場合は、
コップ1〜2杯程度の水を流すだけで臭いが改善します。
しばらく使っていなかったシンクや洗面所などでは、これが原因になりやすいです。
それでも臭いが取れない場合は?
- 排水溝のパーツ(トラップ)を取り外して掃除
- 奥に詰まっている汚れをブラシなどでしっかり除去
- パッキン(ゴム製の部品)が劣化していれば交換
これらを試しても改善しない場合は、配管内部でトラブルが発生している可能性があります。
プロに依頼すべきケース
次のような場合は、自力での対処が難しいため、業者に依頼しましょう。
- 明らかに水漏れしている
- 悪臭が強烈で生活に支障が出る
- 何度掃除しても臭いが再発する
「排水管洗浄」サービスを依頼すれば、専門の機材で内部まできれいにしてもらえます。
まとめ
排水溝の臭いは、
「汚れの除去+乾燥対策」で改善できることがほとんどです!
まずは、
- パイプクリーナー
- お湯流し
- 重曹+クエン酸
などの簡単な対策から試してみてください。
それでもダメなら、分解掃除やプロへの依頼を検討しましょう。