二重床よりも直床の方がメリットがあるケース

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マンションの床には、「二重床」と「直床(読み方=じかゆか)」の2種類があります。

この床の種類、マンション選びの際はちょっと気にしてみてください。

二重床と直床の違い

「二重床」は、その名の通り、床の構造が“二重”になっているもの。マンションの躯体(建物の構造部分のこと)の一部であり、上下階を隔てているコンクリートスラブの上に、支持ボルトを立て、その上にフローリング材などの床材を施工します。対して「直床」は、コンクリートスラブの上に直接床材を施工します。

https://sonouchi.jp/w-urawamisono/archives/742

読んで字のごとく、二重床は二重。直床は二重じゃなく直といった感じです。

二重床の方が遮音性が高くリフォームも便利という印象があって、首都圏の高級なマンションは二重床のところが多い気がします。

ですが、直床にもメリットがあるので、直床で悩んでいる人向けに、直床の方がメリットがあるケースを紹介します。

直床のメリット

直床のマンションの場合、二重床よりもコストを抑えることができます。
マンション購入時の価格が抑えられるのは大きいですね。

また、建物によっては高さ制限のあるマンションで、階数を稼ぐことができます。
2重床の場合は7階建てのマンションが、直床であれば8階建てにできる、という感じですね。
戸数が増えるので、管理費の抑制に繋がり、やはりコスト面で有利になります。

また、直床の方が同じ素材であれば二重床より遮音性が高い、という意見もあります。

現在は新築のマンションであっても直床に較べて二重床の方が遮音性は低くなっているというのが現実で、このことは床材メーカーの試験データ、スーパーゼネコンや各種研究機関の資料と評価、品確法(住宅性能表示制度)やCASBEE(キャスビー:建築環境総合性能評価システム)等の公的評価にも明確に表れています。

http://mansionnavigate.blog.fc2.com/blog-entry-53.html

個人的には、二重天井であれば、そこまで気にしなくても大丈夫なのではと思っています。

あとは、直床の特徴として、床を踏んだときに、ちょっとふわふわするような柔らかさを感じます。

これが苦手な人もいると思うので、実際どんな感じかは体感しておいた方が良いと思います。
ちなみに私の場合は実際住んでいるうちに慣れてしまいました。

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