マンションのベランダ利用で気をつけたい5つのポイント

生活・暮らし
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はじめに

洗濯物を干したり、植物を育てたりと便利に使えるベランダ。しかし、マンションのベランダは“専有部分”ではなく、“共用部分”として扱われるため、使い方には注意が必要です。ルールを知らずに利用してしまうと、思わぬ近隣トラブルに発展することも。今回は、ベランダでよくあるマナー違反と注意点をまとめました。


洗濯物の「水滴」や「花粉・ホコリ」問題

ベランダで干された洗濯物から、下の階に水が滴り落ちたり、強風でホコリが舞ってくることがあります。乾ききっていない布団の水分や柔軟剤の匂いも、他の住戸にとっては迷惑になることも。

対策ポイント

  • 水滴が下に落ちないように十分に脱水
  • 匂いの強い柔軟剤は控えめに使用
  • 強風時は室内干しを検討

ベランダ喫煙による煙や臭いの被害

「自室だから問題ない」と思ってベランダで喫煙していると、煙や臭いが上や隣の部屋へ流れ、住民同士のトラブルになる可能性が高いです。

対策ポイント
マンション全体でベランダ喫煙が禁止されていなくても、トラブルが起きれば管理規約で制限されることも。原則、室内で喫煙・換気対策を行いましょう。


植木鉢・プランターの落下リスク

ベランダの手すりに置いた植木鉢が強風や地震で落下すれば、大事故につながる恐れがあります。

対策ポイント

  • 手すりの外側に物を置かない
  • 植木鉢は柵の内側、転倒しにくい場所に配置
  • 水やり時の排水も階下に流れないよう注意

夜間のベランダ利用と騒音

夜風を楽しむつもりでも、ベランダでの会話や音楽が意外と響いてしまうこともあります。特に深夜の音は、思った以上に周囲の部屋に伝わっています。

対策ポイント

  • 夜間の使用は控えめに
  • スピーカーや通話音量にも配慮
  • ベランダを“室内感覚”で使いすぎないことが重要

緊急時の避難経路をふさがない

ベランダの仕切り板は、非常時に破って避難するためのもの。物を置いたり荷物を積み上げていると、いざという時に避難できなくなってしまいます。

対策ポイント

  • 避難ハッチや仕切り板の前は常に空けておく
  • 大型家具・自転車などは置かない
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